和結庵の指導方針

和結庵は武芸 和結道の稽古を通じて武之行の修行を行う場となりますが、その指導方針についてここで述べさせて頂きます。

 

主宰である私、吉田真泰が直接一人一人の特性(年齢、性別、体格、体力、運動能力など)や、目的(健康、護身、介護、武の探求など)を鑑みて、技術体系と評価制度に基づいて稽古カリキュラムを教示し、出来得る限り個別に指導して行きたいと考えております。

但し、あくまで和結庵は修行の場ですので、主体は参加される各個人であるのは当然の事です。

指導する側としては、修行の結果行き着くレベルの見通しや、稽古の方向性、そしてその為の材料は提示しますが、自らが取り組みの中で気付きを得て行く事が重要であると考えております。

ですので、「会費を支払っているのだから、教えてもらって当たり前!」とか、「出来る様にするのは先生の役割だ!」とか考えている方は、お断りさせて頂いております。

そもそも武の世界とは自己責任においてその道を選択するべきものであり、良き師とのご縁も、上達の度合いも全ては自己の徳分に応じて現れるものだと考えております。

我欲を捨て、謙虚な気持ちで学び、気付きを深め、自身を成長させ変えて行きたい方のみお越し下されば良いと考えておりますし、そう言った方には出来る範囲ではありますが、お手伝いをさせて頂きたいと思います。

 

その為、以下の三点を指導方針として明示したいと思います。